【4月生募集 告知】
洗足薬膳お料理教室では、4月から新年度となり、新しいレッスンがスタートします。
薬膳を学ぶと、体も心も軽くなる！
私が薬膳を始めたのは、いろいろな事項が絡み合って…ですが、一番は高校生のとき風邪をこじらせてもらった薬からアレルギーを起こしたことです。
過剰に処方されてしまったのですね。意識が遠のくほどの強い反応で、大きな病院に運ばれ解毒するために入院を一週間ほど。幸い若い力で回復しましたが、ひどい薬物アレルギーとなってしまいました。18歳ころに、健康リスクを背負い込むって、けっこう落ち込みます。
それでもバブル全盛の頃、楽しく職に就き、毎日全力で仕事しました。
若いウチは元気でしたが、40歳を過ぎる頃、なんだか無理が利かないと思い始めました。寝ても疲れが回復しない、原因不明の湿疹ができたり…。そのあたりから「薬に頼らず（頼れない）に、食べる事で元気を維持していきたい。ずっともっと働いたり、楽しみたいから」と小さな決意が芽生えました。
薬膳がくれる一生ものの宝！
時代は飛んで、現在。私が薬膳に携わってなんと20年が過ぎました。
日本の薬膳創設期くらいから関わっているわけですが、薬膳からたくさんの学びや出会い、いくつもの宝物を得ました。
まず、漠然とした健康不安がなくなった。
中医学薬膳って、体を数値でなくバランスで捉える（気血水や五臓の）学問なのです。だから、自分の自覚症状で、どんなことが内側で起こっているのか中医学の物差しで知ることができます。
これは40代の頃、原因不明の発疹ができたときの原因究明に役立ちました。そうすると、自分の体を応援する食べ物が分かります。逆に食べると悪化させる食事も避けられます。
気持ちが揺らがなくなった。
中医学では未満や過剰はよろしくなくて、過不足無いポイントこそMYベストポジションとします。これが中庸です。自分自身の中庸を意識すると他の事が気にならなくなり、いっそう目指す事が明確になり心身が安定します。ブレない軸ができますよ。
食材を自然の贈り物と感じる気持ち
食材にはその食べ物の生きる力がみなぎっていて、その力は純粋無垢。これは40代の頃から畑で野菜を育てて、種、芽吹き、その生長の過程で感じたことです。どの野菜も太陽の当たる方角にまっすぐ背を伸ばして育ち、花を付けて実るまでを精一杯生きていきます。土の中で育つ大根やごぼうには、土と身を隔てる皮の部分に闘う力があるし、灼熱の太陽を浴びても動けない夏の野菜は、太陽が当たる部分だけ色素を増やして紫外線から身を守っています。
この自然の中で生き抜く力が、薬膳の力となる、と思います。だから洗足薬膳お料理教室では、野菜立ちの個性をすごく大切にお料理に生かしていきます。
あなたは薬膳から、どんな恵みをうけとるでしょう？
薬膳は難しい…っていわれます
やはり薬膳の背景には中医学という大きな医学大系があるので、カンタン、とはいえません。
でも、大人の勉強ならそういう固くて大きな学問に触れてみる、というのも素敵なことではないでしょうか。しかも、二千年の伝承医学に基づくので、人間をよくみているなぁ～、っと感心する事も多々ありますよ。古来、人間の内側の「生きる力」を計り、病気と闘う力を応援している医学です。
薬膳っておいしくない…ともいわれます
おいしくない、というのは、疑問です。
お教室で3ヶ月ほど習った方が、「薄味とおもっていた味が、実は素材の味だと分かりました」とおっしゃったり、「習ったお料理が、高校生の息子が『薬膳おいしい！』と食べました！」という声も。
こってり濃いめの味付け…は必要以上にしていませんが、「おいしいから体が喜ぶ」「体になじむ優しい味」洗足薬膳お料理教室はそんな味を目指しています。素材の風味や効能をチームを組ませて、体の内側に届けていくイメージです。素材の風味を生かすからお料理ステップもシンプルです。
4月から始めて見ませんか？ 薬膳が作れる人、すごいって憧れています。
4月からの開講に向けて。
新学期ならではの特典がいくつかあります。
新学期特典として、４月までに入会されて「季節の薬膳レッスン」に申し込まれた方は、通常コンテンツに加えて、４－６月までの３ヶ月間、毎回３０分ほどの「薬膳入門レクチャー」を受講いただけます。
「薬膳入門レクチャー」では
＊薬膳とはなにか？
＊目的や分類
＊食材の見立て方や使い方
＊中医学の特徴、基本概念
＊五行、気血水などの理論など 知っておきたい基礎知識を、やさしく 解説します。
最初にこれを聴けば難しそう、と思っ ていたことがぐっと身近になって、 薬膳の面白さに一気に近づけます。
春のスタートチャンスですね。ぜひご活用ください。
お教室の様子を知りたい方には、リアル講習に参加いただける体験レッスンがあります。
3月のスケジュールからお申し込みください。
また疑問や質問のある方は、お気軽にお問い合わせからメッセージくださいね。
楽しい薬膳をご一緒しませんか？
洗足薬膳お料理教室 大田ゆう子
